本プロジェクトについて
このページは、「あしなが学生募金事務局」による【あしながネット募金】のプロジェクトです。【あしながネット募金】を通じたご寄付は、「一般財団法人あしなが育英会」への直接寄付となり、ご寄付いただいた金額の1/2を日本国内の遺児の奨学金として、残りの1/2をアフリカ遺児の教育支援のために使われます。
あしなが学生募金とは
「遺児たちの進学をサポートしたい、夢を叶えたい。」
あしなが学生募金は、親を亡くした子どもたちや親に障がいがあり働くことが困難な家庭の子どもたちを支援するための募金活動です。誰もが環境に左右されず、夢を追うことができる社会にしたい、という想いをもって活動しています。
毎年、春と秋に4日間、毎回のべ1万人のボランティアスタッフの方々に支えられながら、全国200か所で街頭募金を実施しています。
活動をしている大学生の中には、あしなが奨学金のおかげで大学進学を果たすことが出来た奨学生もたくさんいます。ご寄付で支えてくださる「あしながさん」への感謝を胸に、後輩遺児たちに、進学の道を繋いでいきたいと思っています。
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街頭で皆様からいただいた募金は、全額を「一般財団法人あしなが育英会」に寄付します。うち半分を、病気、災害、自死(自殺)によって親を亡くした子どもたちや、親が障がいで働けない家庭の子どもたちのための奨学金として、残りの半分はサブサハラ・アフリカ遺児の高等教育支援費として使われます。
※本プロジェクトからのご寄付は、「一般財団法人あしなが育英会」への直接のご寄付となり、寄付口は「国内遺児の奨学金」と「アフリカ遺児の教育支援」の2つとなります。
遺児家庭の現状
あしなが育英会はこのほど、2024年4月に高校へ入学する遺児を対象とした「あしなが高校奨学金予約採用」を行いました。申請データから、申請者全体の等価可処分所得(※)の中央値が 126 万 6937 円であることや、保護者の 51.6%が「病気」・「病気がち」であることなど、遺児家庭が苦しい生活を強いられていることがわかりました。
このような状況にある遺児家庭の子どもたちが進学することは、一般家庭の子どもたちに比べて大変です。しかし、高等教育にアクセスできないと、安定した収入が得られず、貧困を繰り返してしまいます。
進学は将来の選択肢を増やす重要な手立てです。
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(※)等価可処分所得:世帯の可処分所得(家計収入から税金や社会保険料等を引いたもの)を世帯人員の平方根で割った所得。世帯人数による所得差を考慮するために使われる
遺児たちが進学するには奨学金が必要です
これまで、あしなが奨学金により、多くの子どもたちが進学してきました。しかし2023年度は、奨学金申請者の55.6%(1,461 人)が不採用となっています。
2023 年度の高校奨学金申請者数は、1988年制度発足以来最多の 2,629 人でした。増加の背景には遺児家庭の生活苦の深刻化と、同年度からあしなが高校奨学金制度が、貸与・給付一体型から全額給付型に変更されたことがあります。申請者の親の所得の平均額が減少していることから、これまでは将来の返還が不安で「借り控え」していた低所得者層が、控えることなしに申請してきたのではないかと、あしなが育英会は分析しています。
「全額給付型」によって支援が手厚くなったものの、申請者の予想以上の急増により申請者の半数以上が不採用、という事態を受け、あしなが学生募金としてもこの窮状をなんとかしたいと思い、街頭やネットでの募金を呼びかけています。
あしなが高校奨学金は月額30,000円の給付奨学金です。この奨学金がなければ、進学できない高校生がいます。
10人の方が3000円ずつ寄付してくださると、高校生一人の1か月分の奨学金になります。
皆様お一人おひとりのご支援が、遺児たちの、未来の選択肢を増やす力となります。どうか、お力をお貸しください。
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出所:一般財団法人あしなが育英会「記者発表を行いました」 [2023年10月19日付 https://www.ashinaga.org/media/news/17560/]
遺児学生の声
あしなが育英会の奨学金を受けて進学した、あかねさんの声を紹介します。
〈大学奨学生 あかねさん〉
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「長女の私が、音大へ行っていいんかな」
今でもそう思うことがあります。そんなとき、街頭募金で出会ったあしながさんの「学ぼうと決めたあなたは立派やで」という言葉を思い出します。いつも自分を奮い立たせてくれる言葉です。
強くて明るい自慢の母は、私が高校2年のときに亡くなりました。脳出血による突然の死、当時まだ45歳でした。その後に父とも離れて妹たちと暮らすようになり、今もその生活が続いています。
大学では「社会包摂」や「地域創生」などをキーワードに、コンサートやワークショップの企画制作について学んでいます。生活のために掛け持っているアルバイトや家事との両立に悩むこともありますが、同じ遺児の仲間の存在もあって、踏ん張ることができています。
私立音楽大学へ通う私ですが、年間約140万円の学費は、奨学金とアルバイト代で全額を自分で賄うことができています。これもあしながさんのおかげです。
奨学金を返済したら今度は私が誰かのあしながさんになりたい。それが今の目標です。
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アフリカの遺児たちの将来の選択肢を広げる
あしなが育英会は、アフリカ遺児の進学も支援しています。「アフリカ遺児高等教育支援 100年構想*1」プログラムでは、サブサハラ・アフリカ地域の各国から毎年1人ずつ優秀な遺児を選抜し、世界の大学に留学する機会を通して、将来様々な分野で活躍し、母国の発展を担うリーダーを育成するという取り組みを行っています。
この地域には、優秀で社会に貢献する高い意識を持ちながらも、親を亡くし、経済的に進学が困難な若者が数多く存在しています。そのうちの一人、4歳のときに幼少期に父親を亡くし、小学校に通い続けることも困難だったウガンダ出身のアポロさん。「あしながウガンダレインボーハウス」のテラコヤ支援を受けて学び続け、無事高校まで卒業しました。現在は100年構想生(奨学生)として、国際基督教大学(東京都三鷹市)で学びながら、志ある若者と社会をつなぐ国際NPOを立ち上げ、社会課題解決のために精力的に活動しています。
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出所:一般財団法人あしなが育英会, 『アフリカ遺児支援レポート2024年冬号』(p3) [2024年1月31日付 https://www.ashinaga.org/media/report/18673/]
*1 一般財団法人あしなが育英会, あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想 [https://www.ashinaga.org/activity/africa-support/aai/]
アポロさんの志 「若者の力で社会課題を解決したい」」
アポロさんは 2023年 11月4日に東京で開催された第6回世界青少年「志」プレゼンテーション大会で、自身の「志」を訴え、エントリーした3,320人の中から、最優秀賞(2人)と環境大臣賞の、2つの賞に選ばれました。英語で行われたプレゼンテーションの和訳を一部ご紹介します。
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私が育ったウガンダの町では、空腹で路上に寝ているホームレスの子どもたちがたくさんいました。雨が降っても身を守る屋根がありません。病院では医師が足りず、外で痛みに耐えながら長時間待っている患者をたくさん見かけました。そのことが悲しくなり、何か助けになりたいと思いましたが、自分の歳では何もできませんでした。
しかし、私を勇気づけたのは、先生がいつも「私たち若者は未来のリーダーであり、この悲しい状況を変えることができる」と言ってくれたことです。
高校卒業後、コミュニティの状況を改善する役に立ちたいと思い、大学進学の本格的な準備を始めるまでの間、様々なNPOのボランティアに応募しました。すると、いつも「若くて経験が浅いので無理だ」と言われました。そんな時は、私を勇気づけてくれた先生の言葉は嘘だったのだろうかと思ったこともありました。
私は「若者にはコミュニティの問題を解決したいという情熱も未来を変えられる可能性もあるのに、若いからと言って参加が制限されていいのか」と自問しました。
答えは「ノー」です。
私は「Signals from the Grassroots」というNPOを設立しました。ここでは、仲間とともに、社会をよくしたい若者の情熱・願望とコミュニティのニーズの間のギャップを埋めることを目指します。
例えば、このNPOの活動で、栃木県のアジア学院と協力して、サブサハラ・アフリカ地域やカリブ海地域の開発途上国から若者を募集し、9か月間日本で近代的な農法を学ぶプログラム等も実施しました。参加者は帰国後、その技術を生かして故郷の農業改善に取り組みます。
(中略)
私は、若者が地域社会の問題解決に貢献する機会を与えられる世界を目指しています。
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出所:一般財団法人あしなが育英会, 『アフリカ遺児支援レポート2024年冬号』(p3) [2024年1月31日付 https://www.ashinaga.org/media/report/18673/]
誰も取り残されない未来を実現
私たちは、日本の遺児もアフリカの遺児も、
誰も取り残されない未来を実現するために、街頭やネットで募金を呼びかけていきます。
活動実績
昨年の活動の実績
募金実施期間:2023/2/1~2023/7/31
寄付額:68,690,230円
募金実施期間:2023/8/1~2024/1/31
寄付額:1億180万3497円
■ 「あしなが学生募金」へのご寄付の使いみち
全額を「一般財団法人あしなが育英会」に寄付します。半分は病気・災害・自死などで親を亡くした子どもたちや親に障がいがある子どもたちの奨学金として、残り半分はサブサハラ・アフリカの遺児の高等教育支援費として使われます。
4月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日) 第107回あしなが学生募金を実施いたします!!
2024年4月10日
この春は、全国一斉に街頭募金を実施いたします。
私たちは今年の2月から「第107回 あしなが学生募金」開催に向けて準備を行ってきました。
全国約150か所で学生たちが声を上げます!
応援よろしくお願いします!
あしなが学生募金webサイト↓↓↓
https://ashinaga-gakuseibokin.org/
ご支援の御礼と春募金2週目に向けて
2024年4月23日
皆様からのあたたかい応援メッセージに励まされ、春募金の前半2日間を無事終了することができました。私たちの街頭での呼びかけに、耳を傾けてくださり本当にありがとうございます。
ネット募金でもたくさんのご支援に、心より感謝申し上げます。
全国のメディアで報道いただいております。
(https://www.ashinaga.org/media/news/19699/)
後半2日間も「誰も取り残されない未来」を目指し、私たちは声を上げます。また、コメントにていただいた貴重なご意見、ありがとうございます。改善策を検討して参ります。
あしなが学生募金事務局のSNSもあるので、ぜひフォローしてください!
Instagram:https://www.instagram.com/ashinagagakuseibokin/
X:https://twitter.com/gakuseibokin
コロナ禍、物価高…わずかな寄付ですがお受け取りください。会報を読むといつもこちらが元気や前向きな気持ちをいただいています。見習ってできることから地道に行っていこうと思います。
みなさまもお身体に気をつけて進んでいってください!
大学生の時に体育会からの活動の一貫として街頭募金に立ったことがあります。
声をはらして呼びかけて募金してくれた時にとても嬉しかったことを思い出します。
本日4月13日、荻窪ルミネ前で募金活動をされている若いみなさんをお見かけしました。
とても誠実で、街で時々見かける怪しげなものとは違うのがよく分かりました。
少額の寄付をしたことが心残りでした。(募金したことで分かったことでもありますが)
皆さまの健康とお幸せをお祈りしています。
神戸在住ですが、実家が京都で、京都新聞を見て寄付をさせていただきました。
私の両親は存命ですが、低所得世帯であしなが育英会からの奨学金で高校へ通っていました。今、大人になって、当時の自分の家庭よりも高い水準の暮らしが送れています。あしなが育英会があったことに感謝しています。少しだけですが、これからも恩返しさせて下さい。
駅で募金活動をされているのを見て寄付させて頂きました。学びたいと思う人にはその場を等しく提供できればと思います。頑張って下さい。
現金持ち歩いていないのでQRコードもっとデカデカと持ってて欲しいです!そうしたら近寄らなくても募金ができます!
あとQRコードの募金必要事項ありすぎてもっと簡略化して欲しいです!
応援しています。
今日、南越谷駅でも家族が直接募金してきました。
皆さんが懸命に活動している姿に触れるたび、僅かながらも力になればと思っています。
体に気を付けて励んでください。
君たちの夢がかなう事を願っています。何事にも全力でいこう。
皆さんの輝かしい未来を祈念しています。
駅などで頑張って募金活動をしている人達を見ました。
私も活動している人達の姿を見て元気が出ました。
学生の皆さんが自ら募金活動をしないといけないなんて。。国の支援が行き届いてないことを知り、やるせない気持ちでいっぱいです。少しですが寄付をさせていただきます。どうか大事な若い皆さんがやりたい事を思いきりできますように。応援しています。
NHK ニュースで三宮での募金活動を見ました。
どんなにつらいことがあっても、常に明るく笑顔で前向きに頑張ってください。そうすれば誰かが 力を貸してくれます。
募金に行きたかったが、今回はいけなかったので、こちらで募金しました
あきらめないで!
4月21日(日)大宮駅西口でパンフレットを頂きました。皆さん一生懸命お願いしまーす!と声をかけていてその時は募金せずだったのですがパンフレットを頂き寄付させて頂きました。募金してくれる人は少ないかもですが私には皆さんの一生懸命さが伝わりましたし、頑張って欲しいと思いました。微力ですがお力になれればと思いました。大宮駅にいた子達ありがとうございます。
たまたま甲府駅に遊びに行った時にお見かけして、活動を知りました。CMでは聞いたことがあったかな?
大変微力ながら街頭募金に協力できてよかったです。
いただいた冊子のQRコードからも簡単に寄付できました。
これなら街頭では少し行きにくい…とか。ま急いでいる方達も家でゆっくり落ち着いて支援できるので良いですね!
QRコードの近くに『500円からでも支援できます』ような記載があれば、
普段あまり募金し慣れない方や学生さん達が支援したいと思った時のハードルが少し下がって良いのでは?と思いました。
少額ですがどなたかの、何かの足しになればうれしいです。
学びは裏切りません。一生に渡る武器です。学ぶことを諦めないようにと願っています。
小額ですが寄付をいたします。
遺児の子供達には等しく教育のチャンスがなければならないと思います。
チャンスを掴めない子供達を無くすのは大人の勤めです。
これからも頑張ってください。
愛知県一宮駅で募金活動しているのを見かけて募金しました。これからも頑張ってください。
遺児の皆様におかれましては、想像しがたい境遇の中で日々を精一杯生きておられることと思います。親がいる家庭の子どもより何倍も苦労を重ねて生きていかねばならないというのは、生き辛さを感じることもあるでしょう。しかし、そのような苦難は乗り換えられる人にしか与えられないと信じています。ささやかな寄付ではありますが、皆様の幸せな将来を願っております。
充実した学生生活を送ってください
I am along with you while alive
すべての子供たちが好きなことを学べ、幸せになることを願ってます。
今朝、駅前で募金活動をされている学生さんを見かけたのですが、急いでいて募金ができなかったので、こちらのサイトから募金させて頂きました。少額ですがお役に立てれば幸いです。また今後も時々募金させて頂きます。
逆境に負けず、一歩一歩前に進んで下さい。応援しています。
子どもたちの笑顔が守られる優しい社会でありますよう。
あなた方の今の状況をニュースで知りました。
あなた方若い人たちが思う存分に活動できるよう手助けしたいと思いました。
やりたいことはぜひ頑張ってやり遂げてください。夢はかないます。
遺児の皆さんへ
私には想像できないご苦労をされていると思います。
でも、「希望」と言う名の光は必ずあります。
一歩ずつ、前を向いて歩みを進めて下さい。
今回初めて寄付しました。
少額ですが、今後も協力していきます。
少しばかりですが、お役にたてたら嬉しいです。
昨日は去りました。明日はまだ来ていません。わたしたちにはただ、今日があるのみ。さあ、始めましょう。
Byマザーテレサ
皆さんが楽しく暮らせますように
お一人おひとりが自分らしく生きていけるようになればと思っています。応援しています。
我が家の子も2人あしなが奨学生でした。おかげさまで2人とも大学を卒業式、社会人として働いています。次男は今年の4月から研修医として医者への一歩を踏み出しました。
皆さん大変な思いをしながら学生生活を送っていると思います。でも、その思いは自分のため、社会のためになると思います。月並みですが、無駄な努力はありません。
私は子どもたちが巣立ったらあしながさんになることを目標にしてきました。この春から僅かですがあしながさんになって、皆さんを応援したいと思ってます。頑張ってください
また機会があれば募金します
素敵な活動をありがとうございます。きっと皆様方の活動によって心を動かされる人、人生を変えてもらった人、たくさんいると思います。これからも応援しております。
更なる優秀な人財の
育成を期待します。
みんなが望む教育を誰もが受けられるように
:)
出来る範囲でさせてもらえたらと思っています。無理しないでくださいね。
一人でも多くの子供が進学できますように。
内外の社会経済共々なかなか厳しい状況ですが、学生の皆様頑張ってください。志望が成就することを願っております。微々たる額ではございますが応援させて下さい。
私は、高校時代、母が病気で入院し、今でいうヤングケアラーでした。
センター試験の1ヶ月前に母が他界し、心身共に混乱のなか、大学入試を経験しました。
皆さんも、不安や負担があると思います。どうかご自身の進路や希望が叶うよう願っています。
自分飲み可能性を信じて未来に希望を持ってください。
皆さん、健康でありますように!
街頭で募金活動をしている学生の方を拝見しました。
応援しています。頑張ってください。
好きなこと、やりたいことを目指すにはお金が要る。それを可能にするため、社会で、みんなで、支えあい、つないでいきましょう。
街頭で出会えなかったですが、募金活動ボランティアの方々もありがとうございます!たまたま会えなくても、活動を応援してる仲間はたくさんたくさんいます。
どこかには必ず応援している人達がいるから、1人じゃない。
毎日楽しく生きて行けるように応援してます!
団体を支えて活動している皆さま、遺児の皆さま、希望を持って素晴らしい人生を歩めますよう微力ではありますが、遠くから応援しています。
札駅や大通りで若い子達が一生懸命に
募金活動の声掛けをしていました。
影ながら応援しています。