会長あいさつ
OUR FOUNDER
玉井義臣
YOSHIOMI TAMAI
「あしなが育英会」創設者・会長
「心塾」創立者・塾長
親を亡くした全ての子どもたちを支えたい。 傷ついた心をいやし、励まし、学ぶことを通して、無限の可能性に気づいてほしい。
そして、その子が力強く成長した後は、泣いている子どもたちを支える側になってほしい—
これが、あしなが育英会が目指す永遠の目標です。
団体名の「あしなが」は、米作家の名著「あしながおじさん」に由来しています。 名前も明かさない長身の男性の支援を受けて、大学まで進学することのできた孤児院の少女。
あしなが育英会も長期に渡り、そっとご寄付を続けていただいている方々に支えられています(深い感謝を込めて、ご支援者の方を「あしながさん」とお呼びしています)。
交通遺児の進学支援から始まった「あしなが運動」は、災害、病気、自死遺児へと対象を広げ、障がいなどにより親が働けない家庭の子どもたちにも救済の手を伸ばしています。
また、阪神・淡路大震災の遺児による「自分たちが受けた恩を、世界で最も苦しんでいる子どもたちを助けることで返していこう」という提案により、アフリカの遺児支援も行っています。
現在、新型コロナウイルス禍により、世界中が未曽有の危機にさらされています。本会は2020年4月から6月にかけて、コロナの影響で減収した遺児家庭を支えるため、全奨学生に対して一律15万円の緊急支援金を給付しました。
「学びたい」と願う遺児たちを、私は、何があっても守っていく決意です。
一般財団法人 あしなが育英会 会長
玉井義臣