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ファシリテーター養成講座を開催しました

7月3日と4日に、仙台のレインボーハウスで「ファシリテーター養成講座」を開催しました。「ファシリテータ―」とは、あしなが育英会の「心のケアの拠点」であるレインボーハウスのプログラムで親をなくした子どもたちのペースに合わせて、一緒に遊んだりお話ししたりするボランティアのこと。ファシリテーターとして活動するためには、本会が開催する2日間の養成講座の受講が必要です。

 

受講者はあしなが奨学生など、本会と関わりを持つ11人。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて通常より半分程度に人数を減らし、専門家からの指導の下、感染対策を万全にしたうえでの開催となりました。

 

一日めは、受講者がお互いを知るために、自己紹介とアイスブレーキングからのスタート。緊張が少しほぐれたところで、「グリーフ」の基礎知識と、ファシリテーターの役割について学びました。「グリーフ」とは、喪失体験をしたときに心身に表れる様々な反応のこと。親との死別を経験した子どもたちの抱えるグリーフはそれぞれ違い、代わりたくても代わってあげられません。ファシリテーターは、それを理解したうえで、子どもの主導権を奪わずに寄り添うことが求められます。レインボーハウスのプログラムで子どもたちはこのような関わりを重ね、次第に自分のグリーフに丁寧に触れることを学んでいきます。

 

アイスブレーキングの様子

 

 

この日は、受講者が自身の人生とグリーフを振り返る機会も持ちました。自分の体験と子どもたちの体験を混同せずにするためには、自分のグリーフを自覚することも大事です。

 

二日めは、受講者が子どもの役とファシリテーターの役に分かれてのロールプレイ。ファシリテーター役は子ども役のエネルギーに合わせ、実際のプログラムのように一緒に遊んだり、喪失体験について話す「おはなしの時間」で行うようなアクティビティに取り組んだりしました。

 

「おはなしの時間」のロールプレイで、「お父さんはどんな人?」など、なくなった親についての質問に答えている様子

 

最後に、セルフケアについて考える時間を設けました。ファシリテーター含め、人と関わる活動は想像以上に疲れます。自分のことを大事にして初めて、相手のことも大事にできるもの。普段から自分の心身の些細な変化に気づき、適宜自分を労わることが大切です。

 

レインボーハウスのプログラムにおいて、欠かせない存在であるファシリテーターを育む2日間の養成講座。子どもをサポートする「仲間」づくりの過程で、たくさんの気づきを得られる時間になりました。ファシリテーターの活動についてもっと知りたい方はこちらを、養成講座についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

 

受講者からの声:

自分自身の震災に対する思いや考えに気付けた2日間でした。人によって考え方がこれ程違うのかと感じ、とても興味深かったです。新しい出会いと知識の取得の場を設けていただけて有難かったです。

 

自分の過去をふり返ったり、セルフケアだったり、まずは自分自身を見つめ直すよい機会となりました。自分には、死別の経験もなく、子ども達と接する事なんでできっこない・・・とさけていた分野でしたが、受けて良かった。日常生活の中で、必ず役に立つと思います。

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