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祖国ウガンダで市長になった元奨学生が「心塾」で講演

あしなが奨学生出身で元本会職員のマトブ・ジョセフさん(34)が2月3日、母国ウガンダで、ナンサナの市長(Mayor of Nansana Division)に選出された。初挑戦で、次点に大差をつけての当選だった。

 

ナンサナで生まれ育ったマトブさん。11歳の時に両親を病気で亡くし、本会が同市に開設していた遺児の心の癒しの家「あしながウガンダレインボーハウス」に通いはじめた。2010年、本会の留学プログラムで早稲田大学へ入学。ウガンダ人留学生のコミュニティーを引っ張っていく過程で、「リーダーになりたい」と自覚した。

「日本を見て、この国の制度が、住民に責任感を持たせていることに気づいた。私たちも、自ら行動して国を変えないといけない」と思ったという。

 

大学卒業後、後輩の遺児支援のため本会に就職。6年後、自分の出身コミュニティーを改善したいという想いで退職し、立候補の準備を始めた。

 

「安定した仕事を辞めて確実ではない政治家の道を追いかけるのは間違いだと、周りの人に散々言われました」。自身も不安だったが、「母国に帰って成功できることを、ウガンダの後輩に証明したかった。仕事の機会も少ないから、母国に帰るのは正直怖い。しかし、その環境は変えられるものだと見せたかった」

 

今後5年間、ナンサナを引っ張っていく。力を入れたいのは教育、医療と人材育成、そして国際化だという。

「ナンサナを世界に開放したい。特に、日本とナンサナの懸け橋になりたい」

 

マトブさんの講演に聞き入る塾生たち=あしなが心塾

                 

4月8日、マトブさんは、かつて自身が暮らしていた本会の大学生寮「あしなが心塾(東京都日野市)」で自分の経験と市長への道について講演をした。塾生は先輩の熱い言葉をメモしながら、真剣に聞き入った。

 

講演後は、「どのようにアクションを起こせばいいのですか」「どうしたら、優れたリーダーに会えますか」といった質問が相次いだ。

 

マトブさんは将来、さらに国会議員をめざす。後輩に「私たちは誰もが素晴らしいことを達成できる。大事なのは始めることです」と応援メッセージを送った。そして、自分の夢を支援してくださったあしながさんには、「あしながという素晴らしいファミリーのおかげで今の自分がいる。本当に感謝しています」とお礼の言葉を述べた。

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