【神戸】だんじり祭りで心塾生が熱狂
活動レポート 2023.05.18
本会が運営する遺児大学生寮「虹の心塾」(神戸市東灘区)の塾生が、5月4日に行われた地域の祭りに参加し、「だんじり」と呼ばれる山車を曳いて、地域交流を深めました。
塾生が参加したのは、心塾がある深江地区の「大日霊女神社」の例大祭。虹の心塾が開塾した1999年から、毎年参加させていただいています。
今年は2人の留学生を含む4人の女子塾生が参加し、揃いの法被に身を包んで、街を練り歩きました。
4月に生まれ育った福岡を離れて、入塾したばかりの入部さんは「初めて暮らす街で、街の人たちにとって特別な行事に参加することができ、いい経験になりました」と汗を拭っていました。
同じく1年生の奥野さんは「あんなに大声で掛け声をあげ、熱狂したのは人生で初めてでした。楽しかったです」と話していました。
神戸の春の風物詩であるだんじりは、江戸時代中期に始まった伝統行事です。
そして、開塾から25年目となる虹の心塾にとっても、だんじり祭りへの参加は一つの伝統と言えます。
今後も地域社会との繋がりを大切にするべく、この伝統を紡いでいきたいと思います。

心塾生が初めて参加しただんじり祭り(1999年5月3日=開塾の2ヶ月後)

参加した4人

1日かけて、深江の街中を練り歩いた

「飛ばせ飛ばせ」という掛け声にのって全力疾走