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子どもたちの門出を祝う「卒業生を送る会」を開催しました

3月26日(日)、しだれ桜が満開の中、グリーフサポートを行う拠点 神戸レインボーハウス で中学3年生、高校3年生の門出を祝う「卒業生を送る会」を開催しました。

 

3年連続、対面だけでなくオンラインでも参加できるようにハイブリッド型で実施。会場には参加者たちの懐かしい写真も用意しました。

 

神戸レインボーハウスのしだれ桜

宝物は「レインボーハウスで出会った人たち」

この春、卒業を迎えたのは、中学3年生と高校3年生それぞれ二人ずつで、彼らのお祝いに子どもたちやファシリテーターが集まりました。

 

いつもの顔ぶれが集まると、レインボーハウスでの思い出話や子どもの時のこと、自分のこと、新生活への期待や不安、「これまで・今・これから」のことなど、たくさんの話題に花が咲きました。それぞれの宝物について話していたとき、ある子が「宝物はレインボーハウスで出会った人たち」と教えてくれました。これまでの”つながり”への感謝を言葉にしてくれた勇気にみんな嬉しくなりました。

 

「まずは高校を頑張る」

「バスケで近畿大会を目指したい」

「来年からはレインボーハウスを手伝いたい」

 

一人ひとりの子どもの「あのね」に、子ども同士、ファシリテーターやスタッフ皆が耳を傾ける、変わらない光景がこの日もありました。

 

「これまで・今・これから」を語り合う

 

子どもの「あのね」と共に

 

卒業生の保護者3人も参加し、パートナーが亡くなり、沈んだ気持ちで当時レインボーハウスに来館したこと。気持ちの浮き沈みがありながらもレインボーハウスと共に歩んできたこと。少しずつ子どもが変化し成長してきたこと。一人ひとり、これまでの歩みや今のこと、子どものことなど、気持ちを共有しあう大切な時間となりました。

 

気の置けない間だからこそ、子どもたちの門出を祝う「こういう節目のときこそ、パートナーと一緒にお祝いできたらな~」という、本音もこぼしてくれました。

いつでもそばに

昔の写真を見ながら思い出話に花を咲かせたり、みんなの身長を刻んできた「あしながさん」の身長計に現在の身長を刻んでいる姿に、子どもたちのこれまでの歩みを感じました。

 

これからも、いつでも戻ってくることができる伴走者として、レインボーハウスは存在していきます。

 

「あしながさん」の身長計の前で

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