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【現地レポート】鹿児島で3年ぶりの街頭募金を実施しました

5月から12月まで、全国47都道府県を繋いで寄付を募る「あしなが学生募金 全国募金リレー」。10月22日(土)には島根県と愛媛県、鹿児島県で街頭募金が行われました。本記事では鹿児島での募金の様子を報告します。 

 

鹿児島での3年ぶりの街頭募金は、桜島がよく見える済んだ空気のなかで、鹿児島市の一番街アーケード(Li-Ka前)と天文館G3アーケードの2か所で行いました。 
街頭にはあしなが学生募金事務局の局員や、あしなが育英会の奨学金を利用している大学生、ボランティア参加の高校生や社会人の方々が街頭に立ち、支援を呼びかけました。

 

 

Li-Ka1920前

 

 

午前10時、学生募金事務局の九州エリア代表の春田さんの呼びかけで、一日の活動が幕を開けました。

「私も、あしなが育英会の奨学金を受けて大学に通っている学生の一人です。私は中学3年生の時に父親を亡くしました。将来に大きな不安を抱えることとなりましたが、高校の先生からあしながの奨学金を教えて頂いたことがきっかけで今では大学で学ぶことができています。 
私のような学生を支えている奨学金は、こうして皆様から頂いたご寄付によって成り立っているものです。未来ある子どもたちを支えるためには、社会全体で取り組んでいかなければなりません。およそ150年前には、ここ鹿児島の若者たちの力が日本全体を変えるようなことを成し遂げました。いつの時代も、この若い力は社会の発展にとって不可欠です。しかし今、家庭の経済的な事情によってその力が潰されようとしています。長引くコロナ禍に加え、最近の物価高で遺児家庭・障がい者家庭はさらに窮地に追い込まれ、夢を追うことを諦めようとしている子どもたちがいます。皆様の温かいご理解とご協力よろしくお願いします。

 

子どもたちの未来や若者の可能性について熱い想いを訴えていました。 
 

 

 

活動後、学生募金事務局の鹿児島ブロック代表の大杉に話を聞くと、「街頭の人が温かく声をかけてくださり、とても嬉しかったです。 自分は宮崎、福岡の募金にも参加し、最後地元鹿児島での募金だったので気合いが入っていました。特に呼びかけ文に力を入れて、自分だからこそできる呼びかけ文は何なのかを考えて作りました。当日は大学奨学生たちも大きな声で呼びかけをしてくれたのでとても盛り上がりました。今後も鹿児島県を盛り上げていきたいです」と募金や活動への想いを語ってくれました。
 

 

高校生ボランティアのみなさん

 

また当日は、あしなが育英会の卒業生も駆けつけてくれました。 
現役の学生たちに負けないほどの大きな声で募金を呼びかけている姿は、とても頼もしかったです。 
卒業生たちは現在奨学金返還という形で、後輩遺児たちのあしながさんになっています。 
ある卒業生は、「あしながの活動が広く知ってほしい」という思いを込めてタスキにメッセージを書いてくれました。 
 

 

卒業生がメッセージを書いたリボン。リボンはたすきにつけられ、次の県へと引き継がれつながっていく

 

 

この日の鹿児島県での街頭募金では、786,333円のご寄付が寄せられました。たくさんの方のご支援に深く御礼申し上げます。  
 
 
また鹿児島県での募金は下記の報道機関に報じられました。 

 
 
鹿児島県での街頭募金は終了しましたが、ご寄付は引き続き募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在鹿児島県内では198人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。   

 

 

あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。

あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。

これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。

遺児たちをそっと支援する「あしながさん」として、子どもたちを応援してくれませんか?


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