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奈良大学 社会学部の皆さまが神戸レインボーハウスに来館くださいました

お知らせ 2022.09.30

あしなが育英会が実施している心のケアの拠点の一つ「神戸レインボーハウス」。

 

奈良大学社会学部心理学科の学生48名が、9月9日(金)、16日(金)と新型コロナウイルス感染対策のため3班にわけ、フィールドワークとして神戸レインボーハウスに来館くださいました。

コロナ禍のため、3年ぶりの来館となりました。

 

当日は、神戸レインボーハウスの成り立ちや活動紹介をしました。震災直後に子どもが描いた「黒い虹」の絵や阪神淡路大震災遺児の歩みが描かれた番組を鑑賞しました。

当時に触れ、自分の死別体験について語る方や、震災の怖さを実感する方、親を亡くしたことによる気持ちを表現する大切さに気づかれる方など、様々な思いを共有しました。

 

震災の話を聞いている様子

 

館内見学では、各部屋を見学した後、童心に戻り、遊んでもらう時間を設けました。「火山の部屋」で思いきりサンドバッグにパンチしたり、「こどもの部屋」でゲームをしたり、ワイワイと集中して遊んでいる様子が見られました。

 

振り返りでは、「一緒に全力で遊んでくれる人の大切さを知った」「何もせずに横になっていてもいいんだと安心感が持てた」といった各々が感じたことをシェアしながら、遊ぶことの意味についても考えました。

 

サンドバッグで遊んでいる様子

カードで遊んでいる様子

 

各々、「自分だったらどうだろう。どう感じるだろう」と想像力を使いながら、熱心に耳を傾けてくださいました。

 

神戸レインボーハウスでは、見学・講演など随時受け付けております。

ご希望の方はこちらより、お問い合わせください。

投稿者

高橋 耕生

高校生のときに友人を亡くす。以来、死別を経験した人へのサポートについて学びながら、神戸レインボーハウスのファシリテーターとしても活動。 現在は職員として、一人ひとりの遺児と向き合い、グリーフサポートプログラムの進行や運営を主に行っている。

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