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【ひと】京都での街頭募金の復活に向けて

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。7月9日(土)には京都府と兵庫県で実施されます。

京都での募金を前に、京都市内の大学に通うあしなが大学奨学生のNeoさんを紹介します。

 

Neoさんは現在大学4年生。大阪の実家から京都市内の大学に通っています。将来の夢は法曹職。そのために、ひたむきに法学を学ぶ毎日です。そんなNeoさんですが、実は高校3年生になるまで、大学へ行くつもりはなかったそうです。

Neoさんは5歳の時に父親を亡くしました。以来母親が一人でNeoさんを育ててくれました。高校3年生の時に一念発起し、大学進学を目指すことを決めたNeoさん。お金の問題が立ちふさがるなか、お母さんが「あしなが奨学金」を見つけてきてくれ、奨学金をうけることができました。

 

学生募金事務局関西エリアのZoom会議(2022年3月)

 

あしなが学生募金事務局の一員になったのは大学1年生の時のこと。まだコロナ禍が始まる前で、街頭募金が普通に実施されている頃でした。しかし大学2年生になってからは新型コロナウイルスの感染が広がり、学生募金も街頭での募金ができなくなったり、対面での会議をオンラインに変更したりと様々な変化が生じました。試行錯誤の連続でしたが、Neoさんはコミュニケーションユニット(広報部門)のリーダーとして、twitterでの発信などの活動を続けました。自身が奨学金を受けることができたのは、誰かが発信した情報を、母親が見つけてくれたおかげ。同じように、自分が発信する情報が誰かの支えになれたらと、「発信」にこだわっています。

 

 

2021年12月に全国12都市限定で街頭募金を実施。京都府では桂駅前でおこなった。

 

2021年12月、京都ではコロナ禍で中止していた街頭募金を、2年ぶりに実施することができました。しかしながら実施は2時間と限定的であり、遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、Neoさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。

「遺児はいなくなりませんが、支えることは可能です。皆様の募金のおかげで、遺児たちが学ぶことができています。京都の皆さん、どうかご協力をよろしくお願い致します。」とNeoさんは力強く語ってくれました。

 

コロナ禍前の桂川駅での街頭募金(2019年10月)

 

 

京都での募金は7月9日(土)の10時から13時に、河原町、桂川駅前、烏丸で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在京都府内では181人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。

 

あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。

あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。

これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。

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