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【ひと】岩手での募金復活に向けて|5/21(土)盛岡駅前などで実施

2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。5月21日(土)には岩手県と秋田県で実施されます。

実施を前に、岩手県でのあしなが学生募金の復活に向けて奮闘する、あしなが大学奨学生のスミスさんを紹介します。

 

スミスさんは岩手県金ケ崎町で生まれ育ちました。将来は教育関係の仕事に就くことを目指しており、現在は地元を離れ、仙台の大学で材料工学を学んでいます。

そんなスミスさんは3歳のときに母親をガンで亡くしました。片親となり、経済的な不安が大きかったスミスさんとスミスさんの家族を支えたのがあしなが奨学金でした。高校1年生の時から奨学金に支えられ、大学4年生にまでなることができました。大学生活も残り1年。悔いのないように一瞬一秒を全力で楽しんでいるといいます。

 

 

学生募金事務局の一員になったのは、大学1年生の秋のこと。当初は「奨学金を受けているから参加しなければ」という義務感が強かったそうです。しかしその義務感は、次第に使命感へと変わっていきました。活動を続けていくなかで知った遺児のおかれている現状。学びの諦めを強いられる子どもたち。なんとかしなきゃならない課題があるということに気づきました。

また、東北エリアの仲間たちの存在も、スミスさんが活動を続けてきた大きな理由の一つです。1年生のときに自分を温かく迎えてくれた優しい先輩たちがいました。「ここにいてもいいんだ」と居場所を感じたスミスさん。同じ様に後輩たちを温かく迎えることを心がけてきました。

一昨年は学生募金事務局の宮城岩手ブロックのブロックマネージャーを、去年は東北エリアのエリアマネージャー補佐を務め、東北エリアの活動を盛り上げてきました。今年度は学生募金事務局のSNS公式アカウント(Instagram、twitter、facebook)の運用を担当し、積極的な情報発信に取り組んでいます。

 

学生募金事務局東北エリア会議での一枚。左がスミスさん(2022年3月)

 

岩手県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務です。スミスさんは仲間たちとミーティングを重ね、必死に準備を進めています。

「みなさんが普段仲良くしている人でも、自分が抱えている悩みを打ち明けることは意外と勇気のいるため打ち明けることができていない人がいるかもしれません。誰にも言えない悩みを持っている遺児たちを支えられるのが奨学金です。岩手の皆さん、温かいご支援ご協力よろしくお願いします!」と、スミスさんは力強く語ってくれました。

 

コロナ禍前の盛岡駅前での街頭募金(2018年4月)

 

岩手での募金は5月21日(土)に、盛岡駅前(西口・滝の前広場)と川徳百貨店前で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。

また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在岩手県内では140人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。

 

あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。

あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。

これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。

遺児たちをそっと支援する「あしながさん」として、子どもたちを応援してくれませんか?


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※本記事は、あしなが学生募金全国募金リレー特設サイトに掲載された記事を再構成しました。

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