あしなが奨学生 あいさん
小学6年生の時、父が家で倒れ意識を失い、そのまま亡くなり、私と家族の生活はガラリと変わりました。従業員も抱える自営業でしたが、残された家族では経営できず会社をたたむことに。母は仕事に就いたものの収入が少なく、兄も私も高校進学時にあしなが奨学生になりました。
高校1年生の夏、あしなが育英会から「奨学生のつどい」の招待が届きました。知らない人ばかりの宿泊行事に気後れしましたが、思い切って参加してみたら、素晴らしい4日間が待っていました。
「奨学生のつどい」では、一歩先を進む先輩学生や海外遺児学生との出会いを通し、奨学生同士の絆を深めています。「高校奨学生のつどい」は夏休み期間に全国8会場で行われます。
同様の境遇で頑張っているたくさんの同級生や先輩たちと出会え、「ひとりじゃないんだ。自分も頑張りたい!」という気持ちになれたのです。それぞれの夢や目標を伝え合う機会もあり、それまで自分の夢を言葉にしたことがなかった私でも、「やりたいことがある」と初めて自覚できました。そして、夢に挑戦する大学生の先輩たちの姿は、未来への希望にみえました。
*1 2024年度採用実績
*2 可処分所得:家計収入から税金や社会保険料を引いたもの
*3 親に障がいのある家庭を除く奨学生家庭の世帯平均は239万円
*4 令和5年度 子供の学習費調査
私たち、一般財団法人あしなが育英会は、病気、災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親がじゅうぶんに働けない家庭の子どもたちを、奨学金、教育支援、心のケアで支えています。
*2023年度より貸与と給付の組合せから給付のみに変更
あしなが育英会の活動は、同じ遺児の先輩として主に高校生や大学生が、ほかの子どもたちの伴走者やロールモデルになり、お互いに教え合い、ともに成長できる場を提供しています。
あしなが奨学生
あいさん
大学生活はすごく楽しいです。関わる人たちが増え、多様性のなかに身を置き、世界がとても広がりました。後輩たちの力になりたいので、学生募金やつどいには積極的に参加しています。高校生の成長を見守るのも楽しいです。
私は一人暮らしで仕送りをもらっていないので、「あしなが奨学金」を仕送りだと思っています。だから、奨学金を支えてくださる「あしながさん」は、私にとって親のような、大切な存在です。
あしながさん、そして、天国のお父さん。「私、がんばってるよ!」
「国内遺児の奨学金」に継続のご寄付をいただいた方には、年1回、奨学生直筆の「近況報告ハガキ」をお届けしています。
進学を叶え、本会の教育プログラムを通して成長する奨学生たちの姿や、遺児家庭の声をお伝えする広報紙『Newあしながファミリー』を、年6回お届けしています。
*デジタル版をメールニュースで配信しています。ご寄付お申込み時に希望をご指定いただけます。
物価高騰など、皆様の置かれている状況も厳しさを増している中、ご自身の目標に向かって、諦めることなく日々努力されているお姿に私自身も励まされております。悩みごとがある時は、お一人で抱え込まず、誰かに助けを求めながら歩みを進めて行ってください。応援しています。
(60代 女性)
※ 写真はイメージです
僕はこの夏、親になりました。とても可愛い我が子と同様に、たくさんの人に愛されて生まれてきたあなた方により多くの選択肢を持って欲しいと思い、寄付を決めました。我が子と同じだけの愛を込めて。
(30代 男性)
※ 写真はイメージです
ひとりひとりを応援しています。 以前、寄付の後、あなたがたの先輩の方からお礼のお葉書をいただきました。 寄付の先に人がいる。そのことを教えていただきました。 ささやかな支援しかできませんが、皆さんが未来に向けて、世界に向けて、はばたく一助となれば幸いです。
(50代 女性)
※ 写真はイメージです
ご事情により継続が難しくなった場合は解約していただけます。お電話か専用フォームでご連絡ください。
高校生の給付奨学金の資金となります。
3年継続のお礼のご連絡と継続・終了のご意見をご確認させていただくため、オンラインフォームをご案内させていただきます。
特定の奨学生をご支援いただくことはできません。ご寄付は奨学資金としてまとめさせていただき、全国の奨学生に奨学金として交付されます。