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学生寮あしなが心塾・虹の心塾の入塾式をおこないました

本会が運営する大学奨学生寮「あしなが心塾」(東京都日野市)と「虹の心塾」(兵庫県神戸市)は4月7日(日)、東西をオンラインで繋いでの合同入塾式をおこないました。両塾の庭の桜が満開となったこの日、あしなが心塾に10人、虹の心塾に12人が入塾し、心塾と大学の2つの学び舎での新生活をスタートさせました。式典には両塾の上級生や本会役職員、新入塾生の保護者が参列し、22人の入塾を祝福しました。

 

本会会長であしなが心塾・虹の心塾塾長の玉井義臣は式辞で、「不安に感じることも多いだろうが、心塾は生活の場でもあり、心を開放して皆と付き合うことが大事」と語りかけました。続いて会長代行の村田治が、「AI時代に必要な知識を身につけつつ、人生の中で本当にやりたいことを見つけてほしい」とエールを送りました。

 

 

オンラインで両塾の新入塾生たちに語りかける塾長の玉井(写真:神戸)

 

 

式では、あしなが心塾と虹の心塾のそれぞれの新入塾生代表も挨拶しました。

あしなが心塾の永井さんは、「聴覚障がいのためろう学校で過ごしてきた私にとって、大学生活も心塾生活も大きな挑戦となりますが、どんな困難も乗り越えられる人間になりたいです」と、力強い決意を述べました。

 

決意を語る永井さん

 

 

虹の心塾のマイケルさん(ウガンダ出身)は「将来私はエンジニアとなり、ウガンダの人々がより便利に生活できるように貢献していきたいと考えています」と志を語り、さらに「虹の心塾の皆さんと共に成長していきたいと思います」と塾生活への抱負を述べました。

 

抱負を語るマイケルさん

 

 

「暖かい心、広い視野、行動力、国際性を兼ね備えた、広く人類社会に貢献する人材の育成」を理念に掲げる心塾。両塾とも、開塾以来多くの塾生たちが共同生活を通して人間的な成長を遂げてきました。新たに心塾の一員となった22人も、これからの大学生活と塾生活のなかで様々な経験を重ね、大きく成長することを期待しています。

 

 

あしなが心塾の新入塾生たち

 

 

虹の心塾の新入塾生たち

投稿者

島田 北斗

小6で父を亡くした奨学生OB。「後輩遺児たちの人材育成に携わりたい」と2016年に新卒で入局。海外担当や関西エリア担当などを経て、2023年から2度目の神戸勤務。現在は学生寮「虹の心塾」、中四国エリア、広報を担当。学生たちと向き合う日々を送る。

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