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ワークショップ「社会課題を解決する新製品をつくろう」が行われました

3月21日(火・祝)川崎重工業株式会社によるワークショップが行われました。川崎重工業には東日本大震災以降、長きにわたりご支援をいただいています。これまではサッカー観戦や、スポーツ教室といった企画でしたが、昨年度から「SDGs」をテーマとして「社会×学び」に重きを置いたプログラムを行っています。

ワークショップには中学1年生から大学4年生までの東日本大震災津波遺児、東北で募金活動をする大学奨学生、学習支援プログラムに関わる大学生、レインボーハウスファシリテーターとして子どもたちに寄り添う大学生などが参加しました。

 

前半は「労働人口減少」という社会課題を解決するために無人のモビリティを活用した新しい物流サービスの事業開発を担当している方から講話をいただきました。配送ロボット「FORRO」と、無人物資輸送を行う「K-RACER」の模型を実際に見ながら、社会課題を解決するために川崎重工業の技術がどのように貢献できるのかという現在行っている事業について学びました。

 

壁に映した資料を眺めるようす

川崎重工業の取り組みと「社会×課題」について学ぶ

 

後半はグループワークを行いました。グループごとに社会課題を見つけ、その課題を解決するためにどのような製品を開発するのか考えました。ワークの時間は学齢関係なく議論を交わし、グループに入った川崎重工業の社員がその場をファシリテートすることで進んでいきました。時間の最後にはそれぞれ「教育」「福祉」「食料」といった視点で考えた新製品の発表を行いました。結果、通学の際に教科書などで子どもたちの荷物が重たく大変であることを解決したいと考えた「どこでも教科書(学校や自宅での学びに必要なすべての情報をUSBメモリ1本にまとめて持ち歩く)」が1番の共感を得ました。

 

それぞれの意見を付箋に書き出し合う様子

それぞれの感じる「社会×課題」の共通点をみつけていく

考えた新製品情報を模造紙に書く様子

グループの意見をまとめていく

 

 

参加者の感想

 

他の人から自分にはない考えを聞いて自分の考えを広げることができたと思います。普段学校に通っているだけでは、企業で働く方々と関わる機会はほぼないので、とても良い経験になりました。(高校生)

 

製品を考え企業の人に提案することができるという、普段の学校生活では体験できない貴重な経験をすることができました。また、私自身現在就職活動真っ只中なので、企業についてのお話も大変興味深かったです。グループワークでは、1人で考えただけでは思いつかないことも、メンバーや企業の方と話していくうちにどんどんアイディアが浮かんできたことが楽しかったです。改めて、グループワークの重要性を実感しました。(大学生)

 

 

「ケア」と「学び」

レインボーハウスでは、グリーフサポートプログラムの実施に加え、子どもたちの歩みには「学び」の機会も重要であると考えています。学校で教科書を使って学ぶことだけではなく、今回のワークショップのように社会で活躍する大人と出会い、学び合う時間を共有することで刺激を受け「学びへの意欲」が高まることを期待しています。

 

本会では、子どもたちの勉強の意欲をキャッチできるように、オンライン会議ツールとAI教材「atama+」を組み合わせて学習サポートをするラーニングサポートプログラム(小中学生学習支援プログラム)を実施しています。そして、そこにはペアを組む大学生が伴走者、ロールモデルとして継続して関わっています。

 

 

 

 

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