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株式会社フェリシモ様へ神戸レインボーハウスの活動をお伝えしました

あしなが育英会が実施している心のケアの拠点の一つ「神戸レインボーハウス」。

6月3日(金)、株式会社フェリシモ様の新入社員12名が、研修の一環として、神戸レインボーハウスの活動や歴史を学びに来館くださいました。

 

フェリシモ様は阪神淡路大震災をきっかけに「経験と言葉の贈り物」をテーマとした神戸学校という企画を1997年にスタート。その収益金を本会へご寄付頂いています。当初は阪神淡路大震災で親をなくした子どもたちへ、現在は主に東日本大震災で親をなくした子どもたちへの心のケアと教育の支援をしてくださり、これまで25年以上もの間当会の活動を応援してくださっています。

 

当日は、神戸レインボーハウスの成り立ちをお伝えし、館内の見学を行いました。

「火山の部屋」にあるサンドバッグを叩いたり、レインボーツリー(子どもたちそれぞれにとってレインボーハウスがどういう場所かが記されているオブジェ)に真剣なまなざしを向けたりと、普段レインボーハウスの子どもたちが遊び、話している場を感じていただきました。子どもたちがありのままの自分を表現できる環境を目の当たりし、歓声が上がることもありました。

 

 

また、昨年10月にNHKで放送された「大切な親との別れ 語れない子どもたち」を視聴。

出演しているのは東日本大震災で父をなくし、仙台や東京のレインボーハウスに来館していた大学生です。

 

日常において、子どもたちが親をなくしたことを話さない理由や、抱えている気持ちなどが表されているだけでなく、神戸レインボーハウスに小学生の頃から来館しファシリテーター(ボランティア)となった女性に出会ったことが大きな転機となり、そこから夢に向き合うまでの変化も描かれています(詳しくはこちら)。

映像の中で、子どもたちが自分を受け止める大人と出会い、歩んでいく姿を目にすることで、ご寄付がどのようにつながっているのかを実感して頂けたのではないかと思います。

 

参加いただいた方からは「普段はあまり見ることが出来ない子どもたちの様子を見て、支援の大切さを感じました」など、改めてレインボーハウスを支援していることへの意義を感じていただきました。

また、以前本会の街頭募金に協力したことがあるという方からは「団体としてだけでなく、個人としても何か力になりたいと思いました」という熱い想いも伝えて頂きました。

 

 

25年以上もの間つながりを持ち続けて頂いているフェリシモ様。

長期にわたり当会の活動に寄り添っていただいているからこそ、神戸と東北の子どもたちも出会うことができました。

子どもたちや社会への思いを共有するひと時をいただきました。

 

 

神戸レインボーハウスでは、見学・講演など随時受け付けております。

ご希望の方はこちらより、お問い合わせください。

投稿者

高橋 耕生

高校生のときに友人を亡くす。以来、死別を経験した人へのサポートについて学びながら、神戸レインボーハウスのファシリテーターとしても活動。 現在は職員として、一人ひとりの遺児と向き合い、グリーフサポートプログラムの進行や運営を主に行っている。

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